気まま旅行

      北欧 周遊記 雪マーク




ハーツ営業所写真

 デンマークのコペンハーゲンで、いつものハーツにお世話になることにしました。  今回はホテルの窓から覗いたらハーツの看板発見!   直ぐ裏が営業所で借り出しの手間が無く大変助かりました。 SASホテルは駅の直ぐ傍で目の前があの有名なチボリ公園です。  夜のチボリ公園は食事によし、夜遊びに良し大人の楽園に変わります。
レンタカーは毎度返却・借り出しに営業所を探すのが一苦労、最近は空港で借りて次の空港で乗り捨てするのが一番簡単なことを発見しこれを実行しています。   デンマークは平坦な土地が多く比較的単調なドライブになりました。    コペンハーゲンを出て海岸線を北上するところからスタートです。



いいいいい
ハーツの看板が書かれた屋根 コペンハーゲンのセントラルステーション


 コペンハーゲンと言えば、例の人魚像とチボリ公園・
ニューハーンフの賑わいを忘れることが出来ません。

 さびしげにたたずむ人魚は写真で見るのが一番。
名物に旨い物無し の ことわざではありませんが、   現場を見ると少々がっかり、指さすかなたの海岸線
に豆粒のようにあるのが「それ」で、バックの倉庫群
が雰囲気ぶち壊しです。

 まあ、こんなところに在るのだと言うことです。

人魚像

コペンハーゲンから海岸線沿いに北上し、ヘルシンゴーを経由してフレーデンスボーへと軽いドライブを
しました。   起伏の少ない平坦な道路でドライブコースとしては少し物足りないかもしれません。

フレーデンボー城

 このお城フレーデンスボーは、デンマーク王室の別荘として使われており美智子妃殿下と今上天皇のお写真とサインが飾られていたのにはビックリしました。 

 この国の宿泊施設で特筆されるのか「クロー」と言われる物で、スペインにおけるパラドールの民営版といったものと考えて良いとおもいます。     比較的格調高く料理が有名で、宿泊せずに食事だけでおとずれるケースが多いと聞きます。   私達は、お城の直ぐそばに在る  STORE KROに泊まりました。部屋・雰囲気・料理ともに満足でお薦めできる宿です。

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これが旅篭(ホテル)の玄関です。
昔からの調度品を大切にいかし
ながら、使いやすく改造されてい
ます。  お料理はウワサ通りの
超一流、お薦めできる旅篭です。
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-  お城の直ぐ裏手 には入り江
 が迫り、ヨットハーバーもあり
 ます。 子供たちの遊びも裸
 馬で乗馬と牧歌 的な風景が
 繰り広げられていました。






      


      
あああああ
 コペンハーゲン周辺は平坦な丘陵地と海岸線が続きます。
ロスキレにある大聖堂は海岸線が食い込んだフィヨルドの
そばにある町です。
 デンマークの建物は駅にしろ教会にしろこのような赤レンガ
作りが多いですね。
 郊外は渋滞もなく土地勘のないものにも走りやすかったと
思います。  時々線路が出てくるとついついブレーキを踏んで
「失敗、ここは外国だった」とあわてます。

ロスキレの大聖堂 赤レンガがビアーレストラン、左側が商店街になっています

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***道路わきの風車 ロスキレ聖堂の入り口付近
黄金に輝く祭壇彫刻 デンマーク歴代王室の棺


   

ノルウエーのベルゲンには飛行機で入りました。 写真に見えているとんがり屋根の一群は、ハンザ同盟時代の建物で世界遺産に指定されています。    白いのは船で、山が直ぐ近く港まで迫っているのが分かります。

ケーブルで山に登りますとベルゲンの町並みを一望にすることが出来ます。

ベルゲン風景

ベルゲンの港は市場に変身します。 日用品から観光客のお土産まで揃い、食堂をかねた立ち食いも出来多くの人で賑わっています。

上の写真としたの写真を見比べてください。冬の姿と夏の光景が同居しています。
ベルゲンSASホテル前の噴水の様子です。
いつも不思議に思うのが、東洋人と西洋人の寒さ、あるいは太陽に対する感覚の違いです。
「こちらはセーター隣は裸」
これどうなってるの?

多分日本人でしたら「寒いから風邪を引きますよ、ほら、水遊びはダメ。裸なんてとんでもない!」と言う所でしょうが、現地のママたちは御覧の通り率先して水遊び、食べるものが違うのでしょうか?

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暮れなずむベルゲンの町 展望台行きのケーブルカー 歴史を刻む数字を見てください


フィヨルド

私達は、フィヨルドの発進基地ボスと言う田舎町に宿泊しました。

夢にまで見たフィヨルドでしたが、船に乗ってしまうと箱根の芦ノ湖をスケールアップしたような感じで少し拍子抜け、やはり高い位置から眺めるほうがその雄大さを感じます。   でもそこに流れる水が塩辛いのはやっぱり不思議です、まるで川か湖水のように見えるのですから。

フロムの駅
フロム鉄道の発車駅ミルダールは最高地点に近く夏でも雪が残ります


山の中の湖という
感じですが、鴎が
船と一緒に飛ぶの
をみると「やっぱり
ここは海の上なん
だ」と気付かされ
ます。


ベルゲン → オスローは
世界の鉄道のハイライト

ベルゲン鉄道は世界に誇る山岳鉄道で息つく暇のない景観の連続です
この区間は別頁にまとめましたので、そちらを御覧下さい。


オスローはこちらをクリック
オスローの観光は、まず「オスローカード」を手に入れることをお薦めします。中央駅・港に面した市庁舎・
フログネル公園(人間の彫刻で有名)をおさえればOKでしょう。 市庁舎のムンクの壁画は有名で誰でも
自由に見ることが出来ます。 市庁舎前の港からバイキング博物館やノルウェー民族村への遊覧船が出
ています。 市内は路面電車が縦横に走っているのでオスロカードを使いこなして見物が出来ます。


水の都ストックホルム

北欧のベニスと言われるストックホルムは旧市内の中心王宮前の港から遊覧船が各方面に出ています。海岸から
内陸のメラレン湖に行く水路には水門が設けられ、水位の調節をしていました。左写真の様に水門係のおばさんが
門を明けたり閉めたりするのが珍しくて興味深く見たものです。  大きな船は跳ね橋のある水路を通ります。
旧市内の中心ガムラスタンは観光客で賑わっています。 何気なく入った食堂の地下に昔の城壁後や地下壕が
残っているのを見て歴史を感じずにいられません。
スカイセン公園
スカンセンの広大な敷地には民族村や庭園が自然の丘陵を利用して上手に配置され種々のイベントが催されて
います。民族衣装での民謡や歌の披露もありあきさせません。 スカンセンへの足は市内からトラムが便利です。




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 シリアラインのフェリー フェりー船内の商店街
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ストックホルムからフィンランドのヘルシンキまでは、定番の船旅と致しました。
  シリアラインのコモドアクラスを利用しましたが船旅だけは「多少高くても、
上のクラスを」と言われていた意味が良く分かる経験をしました。
特に自信を持ってお薦めするのが、船内食堂のバイキングです。 リザーブが
必要ですが、料理のの質の高さと豊富な種類(メインは海の幸)は抜群です。
バイキングは船内で予約でき、船室の等級には関係ありません。
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ストックホルム湾内の夕日 ヘルシンキ入港前に見える古代の要塞


    

    ヘルシンキの港には市場があり、地元の人観光客が入り乱れて賑わいを見せています。
  大きな鍋で獲れたての魚を焼いているのを見て飛びつきました。 
 ダイナミックな調理法、持参の醤油を振り掛けて満足満足!
この町にも市街電車トラムが縦横にはしり大変便利です。観光にはこれが一番です。
ヘルシンキ市場の魚焼き
大鍋でいためた小魚とサーモン 港の露天市場 シベリウス公園のモニュメント

でも、シベリウス公園はチョットがっかり、モニュメント以外特段の見るものもありません。
北欧の各都市にはどこの町も特有のチケットがあり、乗り物や美術館がフリーになって
いるのはお見事で、いずれの国も観光案内所で求めることが出来ます。
  日本でもおおいに真似てもらいたいものです。